この話を…

 今年はオリンピックの年だったせいか、怖い系の特番がほとんどやっていなかったような気がします。それとも私がちゃんと調べてないだけなのかな…ともかく、今年は夏だというのに心霊写真スペシャルも怖い話特集も何も観ずに終わりそうです。


 怖い話を読むのが好きなのは、たぶん小学生の頃からだと思います。「ほんとにあった怖〜い話」とか「トイレの花子さん」だとか、そこら辺の本は無駄に買いまくっていたような気がします。たぶん探せば家のどこかにはあるのだろうけど…
 読むのが好き、といっても、ある時期から、タイトルでおやっと思った文章に関しては、必ずその文章の最後に「ある言葉」が入っていないかチェックしてからでないと読み進めるのができなくなっていました。
 それは、「この話を聞いた(読んだ)人は…」というくだり。この言葉を見つけてしまったら、たとえそれが長い文章でおもしろそうだったとしても、絶対に読まないようにしていました。
 だって、それが本当だったら怖いじゃないか。
 なんという幼稚な考え、と思わないでもないのですが、だけどやっぱり怖いものは怖い。未だに、タイトルで何となく「うっわーそれっぽい」と思ったらチェックしないではいられない、という状態です。


 最近また怖い話のサイトとか読み始めたりして*1、それで気づかぬ内にこの癖が出ているのを発見したので、ある意味懐かしさすら感じてしまいました。
 そういえばきっかけはなんだったっけかなあ……たぶん、ヨダソウワレコの話*2だよな、うん、たぶん…

*1:気分転換的な意味で最近ひそかなブーム。

*2:ヨダソウワレコさんから逃げるためには、謎を解かなければ…みたいなノリ。後ろから読めばあれだよねという所謂ネタ系のやつだったのでほっとした記憶があります。