小川洋子.「博士の愛した数式」

小川洋子.「博士の愛した数式」.新潮文庫
・p.5-33
・まず、タイトルを今まで「博士の愛した数学」だと思っていたのが間違いだったことに気づきました。あぶないあぶない、言いまつがいするとこだった。
 小川さんの文章好きだなあと思ったのですが、なぜかといえば読み始めからぐいぐい引き込まれていく感じがしたからです。博士の人柄も好きです。こんなになにかひとつのことに熱中することができるのって、かっこいいことだと思う。そしてそれをひけらかすわけでなく、本当に「好き」だから話に熱が入るっていうのも、おしゃれ。
 結局1節(節でいいのかな?)読み切ってしまいました。早く続きが読みたいです。